ブラジルに住んで8年。海外生活は、留学生活等を加えると、すでに22年になりました。
いくつかの国に住みましたが、海外生活と一口にいっても、日本食材の手に入れやすさは、国や地域によって大分差があります。
ただ、どんな国でも日本以外ではなかなか手に入らないものがあります。
それは魚卵です。
魚卵を生で食べる国は、世界広しといえどもなかなかありません。
私はブラジル南部の田舎町に住んでいますが、イクラやたらこを手作りしようにも、そもそも鮭やタラの卵が手に入りません。(サンパウロであれば、手に入ります)
今回は、魚卵が手に入らない地域にすんでいる方のために、イクラもどきの作り方をご紹介します。
知恵と工夫があれば、現地の材料でも日本食は作れます!
日本食材が手に入らない方、日本食材が高いのでなんとか自分で作りたいと思っている方、必見です。
イクラもどき(タピオカイクラ)の作り方
イクラもどき(タピオカイクラ)の材料
白タピオカ(Sagu) 250g
醤油 大さじ2
ナンプラー 小さじ1
ツナ缶 1缶
パプリカ粉 もしくは 食紅(色付け用) 適量
作り方
1 白タピオカ(サグー)をお湯にいれゆがく
サグーは、メーカーによってゆがく時間が違います。確認しながらゆでてください。
2 白タピオカ(サグー)が半透明になったら火からおろす
全て半透明にならなくても大丈夫です。いくつか食べてみて、固めにゆであがっていたらOKです。
3 ざるにあけ、水でぬめりをとる
4 ツナ缶を開け、ツナ缶の油をとりだす
※使うのは油だけです。ツナは使わないので、別のお料理等で使ってください。
もしくは、魚を焼いたときにでる油を使ってもかまいません
5 白タピオカ(サグー)を漬ける
清潔な容器に
- ゆがいた白タピオカ(サグー)
- ツナ缶の油(もしくは魚の油)
- 醤油 大さじ2
- ナンプラー 大さじ1
- 食紅(もしくはパプリカ粉)
をいれて混ぜる。
※食紅は色づけようなので、見た目を気にしないのであれば入れなくてOKです。またパプリカ粉でも色づけできますが、かなり食感が粉っぽくなるので、入れないほうが美味しいです。
2日ほど冷蔵庫に置いて出来上がり
タピオカイクラってどんな味?食感?
味
味は、かなりイクラっぽさが再現できます。魚の油とナンプラーがポイントです。
食感
残念ながら、イクラのあのプチプチ感はあまりでません。古くなったイクラという感じです。でも、モチモチ間があって(イクラとはまた違う食感ですが)かんでて楽しいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はブラジルの材料で代用しましたが、白タピオカは比較的世界中で手に入りやすい食材だと思います。
もちろん、本物のイクラの方が美味しいです。
ですが、和風パスタにからめたり、卵かけごはんと一緒にいただいたりする分は、十分イクラの代替品として使えます。
日本食材がなくても、知恵と工夫でなんとかなります。
無ければ作る!の精神でのりこえていきましょう
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