「ブラジル」 と聞くと、危ないとか民度が低いとかネガティブなことを言う人が結構いる。
事実、犯罪率は高いし、基本的な知識や常識がない人も結構いる。
でも実際ブラジルで暮らしてみると、色々問題はありつつ、とても暮らしやすかったりする。
理由としては、社会全体に、みんなが過ごしやすくなるための工夫や優しさがあるからだと思う。
ブラジル🇧🇷スーパーの優先レジ
— パパガイオ🇧🇷【公式の偽物】最南端RS州 (@BrasilxBrazil1) December 12, 2020
(左から)身体に不自由がある人・妊婦さん・子供連れ・お年寄り・自閉症
🇧🇷これらの人のために、至る所に優先レジや優先ラインがある
最近は自閉症も優先に含まれる事が増えてきたよ pic.twitter.com/MxuIIEg8ny
こうツイートした通り、ブラジルでは社会的弱者にあたる人への配慮がいたるところにある。
妊婦さんや子供連れといった人たちはもともと優先ラインや優先レジがあったけれど、2019年あたりから、徐々に自閉症を含めるところが増えてきた。
自閉症は、妊婦さんやお年寄りと違って、一見助けが必要に見えないこともあるから、この工夫はとても素晴らしい工夫だと思う。
ブラジルで妊婦さんやけが人をやるとわかるのだけれど、みんな本当に当たり前のように優しくしてくれる。間違いなく席を譲ってくれるし、声をかけてくれるし、助けてくれる。
正直、こんな優先ラインや優先レジがなくても、ブラジル人は弱者にとても優しい。
自閉症マークを優先に含める動きは、どんな状況の人でも社会の一部として受け入れるブラジルらしいものだと感じる。
こういった動きを見るにつけ、ブラジルに移住してよかったな…と思う。
色々日本から見下されることの多い国だけれど、本当の先進国とはどっちなんだろう?とよく考える今日このごろ。
↓自閉症の主人公が大人になり、自立するまでのドキュメンタリー映画です。本当に素晴らしいのでぜひ見てください!
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