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【翻訳の限界】紅の豚ポルコがブラジルではただの豚になってしまった…【Netflix】

私の一番好きなアニメ映画

それは「紅の豚」

子供時代に見たころは全く意味がわからなかったけど、少し色々世の中がわかるようになって、じわじわと好きになった映画

ストーリーや音楽、映像、すべて素敵だけれど、 紅の豚の良さをささえてるのは、きっとポルコやジーナさんをはじめとする台詞の言い回しだと思う。

ポルコは豚だ

だけど、生き様や優しさや、過去を背負いつつそれでも飛ぶカッコよさがあるからこそ、外見が豚でもダンディーなのだ

ジーナさんも

美しく色っぽいけれど、時々見える可愛らしさ寂しさや、少し臆病で、でも包み込むような優しさがあるから魅力的なのだ

それもこれも全部全部、詩的で知的でカッコつけな台詞があってこそ伝わってくる

 

な!の!に!

 

Netflixが全部台無しに!

ブラジルのNetflixでもジブリが見られるようになったんだけど、とにかくポルトガル語への翻訳が酷い

 

例えばポルコの有名なセリフ

「飛ばねー豚はただの豚だ」が

「Um porco tem que voar」→「豚は飛ばなきゃならない」に変わったり。

 

ジーナさんの詩的で知的でちょっとユーモアを含むセリフ

「いくら心配しても、あんた達飛行艇乗りは 女を桟橋の金具くらいにしか考えてないんでしょう。」が

「Me tratam como lixo」→「私をゴミのように扱う」になったり

 

他にも色々

 

いや違う

そうじゃない...

 

 言語の違いはあるから100%ニュアンス含めて伝えるのが無理なのはわかってる

でもさ!

もうちょっとさ!

がんばろーよ!

 

多分「まだアニメファン有志がやった海賊版アニメの翻訳のほうがまだまし」なレベルの翻訳になるのは理由があって

 

1)おそらくアニメは「日本語→英語→他言語」で訳されてること

2)アニメはやはり「子供むけ」なので、シンプルな言い回しにする必要があること

 

の2点はあると思う。

紅の豚大好きなので、つい熱くなって文句を言ってしまったけれど、翻訳に関してはやっぱりどの映画でも限界を感じることが多い

実力ある翻訳家さんたちが、全力をつくてしてやった素晴らしい翻訳ももちろんあるけれど、そうじゃないのも沢山ある

言語を学ぶ一つのアドバンテージは、こういった映画や小説や歌詞を、そのまま味わえるという事にもあるんだろうな

 

まあ...こんな翻訳してたら、アニメはいつまでも子供のもののままだ

政府がやってる、CoolJapan戦略にアニメや映像翻訳の強化も入れれば、日本文化発信の助けになるだろうにな、と思わずにはいられない

そして...もっと頑張れNetflix!

これじゃポルコはただの豚だ!

 

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