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【米国・ブラジル比較】幼稚園・小学校の言語学習方法【日本人が英語を学ぶヒントも】

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私の娘は現在8歳。

毎日楽しく小学校にかよう元気な子です。

ただ最近娘について悩んでいることが...娘の英語の苦手っぷりです!

私の娘はポルトガル語と日本語のバイリンガルです。日本語の読み書きは年齢を考慮すると少し遅れ気味ですが、2か国語を流暢にあつかいます。

その一方で英語がとても苦手...

どうにもこうにも、発音とスペルの規則がポルトガル語と違うということが彼女を混乱させているようです。

そこで考えました。

英語ネイティブが英語を学ぶ方法を取り入れれば、娘も少しは学びやすいかもしれない...と。

色々調べたのですが、調べていくうちにアメリカとブラジルの言葉の教え方が結構違うことに気が付きました。

というわけで、今回の記事は「アメリカとブラジル幼稚園・小学校の言語学習方法」の比較です。

元々の言語の違いが学習方法の違いに現れて興味深かったです。

日本人も英語ネイティブの英語学習方法に学ぶところがあると思いますよ。

学校制度

まず学校での言語学習方法の比較をする前に、簡単にアメリカとブラジルの学校制度について押さえておきましょう。

アメリカ

日本でいう年長さんから義務教育がはじまり、小学校へ通いはじめるようです。

このときの学校がキンダーガーデンと呼ばれるそう。

おそらく小学校0年生的扱いで本格的に勉強をはじめる準備期間なのかな…と感じました。

ブラジル

ブラジルでは4歳~17歳までが義務教育です。

※といってもそこはブラジルなので(笑)義務教育に通っていない子もいますが、親に対する罰則等聞いたことがないです。

アメリカと違い日本でいう年長さんの年齢は、こちらでもまだ幼稚園です。

ですが、幼稚園と(日本でいう)小学校が併設されている私立学校等は、年長さんのクラスは「Period Preparatório(=準備期間)」という名称で呼ばれ、小学校にあがるための準備期間と位置付けられています。

アメリカではこの期間が小学校にくみこまれていて、ブラジルだと幼稚園にくみこまれているということですね。

子供の言語学習方法

さてここからが本題の子供のアルファベット・発音等言語の覚え方についてです。

同じアルファベットを使うアメリカとブラジルですが、教え方がまるで違う...というよりアメリカ流は複雑!

アメリカは英語、ブラジルはポルトガル語ですし、やっぱり言語の特徴にあわせた教え方があるんだなと感じました。

アメリカ

アメリカでは以下のようなステップで学習がすすむようです。

  1. ABCをフォニックスでおぼえていく
  2. 母音と子音の習得
  3. 単語力をふやす

まず最初のABCの覚え方ですが、これはとても一般的です。

「A(エー)-apple-ア(Aの発音)」といった感じでフォニックスでおぼえていくんですね。

で、びっくりしたのが母音と子音の習得方法

発音は、大きくShort vowelsとLong vowelsに分けられ、子どもたちは最初にShort vowelsを学び、その後Long vowelsの使い方を勉強していきます。

Short vowels(短い母音)とLong vowels(長い母音)にわけて覚えていく⁉

※例えばAppleはShort vowelsでLakeはLong vowels

ブラジルではそんな事しません。

なぜならポルトガル語は英語に比べて発音が単純で、発音とつづりが一致しているからです。

英語はAだけとっても「ア」になったり「エイ」になったり他の音になったりしますが、ポルトガル語はAは基本的に常に「ア」の音です。

母音と子音の関係を理解しつつ、単語を増やしていくのはブラジルも同じです。

ブラジル

  1. ABCの習得
  2. Sílabas(音節)の習得
  3. 単語へむすびつける

ブラジルのポルトガル語学習はこれが基本です。

1のABCの習得はアメリカと一緒ですが、ABCが終わったらすぐにSílabas(音節)にうつります。ABCの順番に最初はBからはじまりBA・BE・BI・BO・BU(バ・べ・ビ・ボ・ブ)、次はC(CA・CE・CI・CO・CO)...と子音と母音を組み合わせたらどういう音になるか勉強します。

そしてそれが終わったら単語と音を結びつける…というながれです。

アメリカに比べるとずいぶん単純ですね(笑)

発音とつづりの関係性がかなりクリアなポルトガル語は、この点は英語よりずいぶん楽なようです。

※ただし!ポルトガル語の文法は英語の比ではない難しさです。とくに動詞の活用の複雑さ・名詞に性があり、それが形容詞や前置詞の形にまで影響をあたえるなど学習者なかせのものが多いです。

日本人が英語を学ぶこつ

さてアメリカとブラジルの子供たちの言語学習のやり方の違いを見てきましたが、英語ネイティブが英語を学ぶ方法は日本の子供たちが英語を学ぶ参考になるのではないかと思います。

アメリカ式の英語学習を見ていると、最初にとにかく「フォニックス」に重点をおいて発音とつづりの規則を学んでいるのがわかりますね。

日本の子供たちも、最初はとにかくフォニックス重視で学ぶのが一番だと思います。

今回参考にさせていただいたブログには英語ネイティブの英語学習法だけではなく、自宅もできるアメリカ流英語の教育法も書いてありますので子供の英語教育に興味がある方はぜひ。

www.path-to-success.net

まとめ

いかがでしたか。

アメリカとブラジルの子供たちの言語学習方法の違いに、もともとの言語の特性が表れていて興味深いですよね。

また子供が言語を習得する方法は、他言語話者がその言語を習得するのにも有効だと思います。

とりあえず...私は先ほど紹介したブログを参考に、娘の英語苦手意識を取り除く努力をしていきたいと思います(笑)

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