ブラジル旅行の際、絶対外せない料理がシュハスコ。様々な種類の肉を直火で焼き上げる、ブラジル版BBQです。
サンパウロはそんなシュハスコが味わえるシュハスカリアの激選区。日本とはまた違う、赤身の美味しい肉を味わうことができます。
たくさんあるシュハスカリアですが、今回はサンパウロでおススメのシュハスカリアを五つ厳選してご紹介します。
サンパウロ・シュハスカリア御三家
まずはサンパウロのシュハスカリアと言ったらまずここ!というサンパウロのシュハスカリア御三家を紹介します。
Fogo de Chão
ブラジルで最もシュハスコが文化として根付いているリオ・グランデ・ド・ソル発祥の「フォゴジション」。サンパウロといったブラジル各地だけでなく、アメリカにも支店があります。なんと80年の歴史がある老舗中の老舗です。ピカーニャやアルカトラと言った牛肉の高級部位だけではなく、アンチョ(アルゼンチン産牛肉)等、非常に質の高い様々な種類の肉が提供されます。サラダビュッフェも品揃え豊富ですが、やはりフォゴジションが競争の熾烈なシュハスカリアで長年生き残ってきたのは、肉の質の良さが抜群だからです。サンパウロには様々なレベル・スタイルのシュハスカリアがありますが、間違いなくトップのシュハスカリアの1つです。
シュハスコ+サラダビュッフェでR$140(昼食・夕食/平日・休日のよって変動あり)


アドレス: Rua Augusta, 2.077 – Jardins
営業時間:
月曜日〜金曜日11:30-15:00/18:00-24:00
土曜日11:30-24:00 日曜日11:30-22:30
※サンパウロ各地に支店あり
Vento Haragano
1993年オープンのベントアラガノ、1年も持たずに消えて行くシュハスカリアが多い中老舗とも言える存在です。 ブラジルの伝統的なスタイルを維持する名実共にサンパウロトップのシュハスカリアの一つと言えるでしょう。
ピカーニャやアルカトラといった高級牛肉の部位は勿論、猪肉や鶏肉まで常時26種類以上の肉が提供されます。特筆すべきはワインに豊富さ。600を超えるワインがあり、好みに応じてワインを選んでくれます。
サラダビュッフェも勿論老舗に恥じない品揃えです。
シュハスコ+サラダビュッフェでR$135から(昼食・夕食/平日・休日のよって変動あり)


アドレス:Avenida Rebouças, 1001 - Jardins(地下鉄são bento 駅すぐ)
営業時間:
月曜日〜金曜日 12:00-16:00/18:00-23:45
土曜日11:30-24:00 日曜日12:00-23:00
Jardineira Grill
1995年オープンのジャージネイラ・グリル、オープン時期が比較的近いのもあって、上記ベントアラガノとよく比較されます。ベントアラガノと同じくブラジルの伝統的なスタイルを維持するサンパウロを代表するシュハスカリアです。
ジャージネイラ・グリルの特徴は、サラダビュッフェのバラエティーが素晴らしい事。一般的なサラダ以外にシーフードや世界各国からのチーズや寿司まである、サンパウロ1のサラダビュッフェです。ビュッフェの豊富さから特に女性に人気です。
肉も勿論美味しく、牛肉の高級部位以外にウルグアイ産の肉も扱っています。
シュハスコ+サラダビュッフェでR$140から(昼食・夕食/平日・休日のよって変動あり)


アドレス: Av. dos Bandeirantes, 1001 - Vila Olímpia
営業時間:
月曜日〜金曜日 12:00-16:00/19:00-23:30
新興勢力
御三家ほど歴史は無いけれど、ユニークなスタイル等で近年人気となってきたシュハスカリアを2つご紹介します。
NB STEAK
シュハスコのメッカ、リオ・グランデドソル発祥のシュハスカリアです。サンパウロに進出したのは2003年とサンパウロの有名シュハスカリアでは新興勢力と言えます。
伝統的なシュハスカリアのスタイル(テーブルをギャルソンが肉を持ってまわる)ではなく、メニューから肉を選びオーダーするスタイルです。サラダ類もビュッフェではなくメニューからオーダーします。メニューから何を選んでもいくら食べても値段はR$145です。(支店、平日・祝日、昼食・夕食によって値段の変動あり)
伝統的なシュハスカリアと比べると、カジュアルにがっつり肉を楽しむというより、洗練された雰囲気の中、色々な肉を少しずつ食べていく感じです。肉の種類や質は御三家にもひけをとりませんし、焼き加減も調整出来ます。


住所:Faria Lima - Av. Brigadeiro Faria Lima, 140 - Pinheiros
営業時間:
月曜日〜金曜日12:00-15:30/18:00-23:30
土曜日12:00-24:00 日曜日12:00-23:00
※サンパウロ各地に支店あり
Fogão Gaúcho
「フォゴン・ガウーショ」ガウーショとは、リオ・グランデドソル出身の男性のこと。ブラジルシュハスコ文化発祥の地、リオ・グランデドソル出身のガウーショがオーナーのこのシュハスカリア、伝統的なシュハスカリアのスタイルです。スタッフもガウーショが多く、南部訛りのポルトガル語でフレンドリーに接客してくれます。
特筆すべきはリブ肉の美味しさ。リブは最もシュハスケイロ(肉を焼く人)の腕が分かると言われる部位ですが、フォゴン・ガウーショは完璧なリブを提供してくれます。ピカーニャといった高級肉は勿論美味しいですが、このシュハスカリアにはそのリブ肉所以のリピーターが非常に多いです。サラダビュッフェも充分な品揃え
シュハスコ+サラダビュッフェでR$140(昼食・夕食/平日・休日のよって変動あり)


住所: Av. Marquês de São Vicente, 1767 - Barra Funda
営業時間:
月曜日〜木曜日11:00-16:00/ 18:00-24:00
金曜日・土曜日11:00-24:00 日曜日11:00-22:00
以上、サンパウロで絶対行くべきシュハスカリア5選でした。シュハスカリアは山ほど存在しますが、この5つのシュハスカリアは自信をもっておススメします!