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【ブラジル移住・長期滞在】ブラジルに住んで良かった10のこと【日本も見習いたい】

※2019年5月14日投稿・2019年9月19日追記

ブラジルに移住して早8年。楽しいこともあればイライラもあって、ブラジルが大好きな時もあれば、もう本当にいやになってブラジルから逃亡したくなった時もありました。

もうそんな波は過ぎ去って、ブラジルは日本と同じように「普通の生活」を送る特別な何かを感じる場所ではなくなりました(いい意味で)

昨日の記事では、「ブラジルでストレスを感じる10のこと」というネガティブなものだったので、今日はブラジルのポジティブな面に目をむけてみたいと思います。

治安のこととか、民度とか色々言われがちなブラジルですが、ブラジルだって捨てたものじゃないんですよ! 

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ブラジルに住んでよかった10のこと

1)野菜・果物の量り売り

これ、オーストラリアやアメリカで生活したことがある人ならわかると思うんですけど、スーパーや八百屋での野菜・果物の量り売りは日本も絶対に取り入れるべきだと思います。ブラジルでも量り売りが基本です。

ブラジルの八百屋はSacolãoと呼ばれていて、直訳すると「大きな袋」

なんでこう呼ばれているかというと、大きな袋(ポリ袋や紙袋)に野菜や果物を、自分が必要な分だけポイポイ放り込んでいくスタイルだからです。

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こんな感じで、果物や野菜が種類ごとにわかれています。

例えばトマトとりんごが欲しかったら、2枚袋をとり、それぞれの袋にトマトとりんごを自分が必要な分だけ選んで入れていきます。

お会計の際は、その袋ごともっていきます。レジの係員が重さを量って金額を計算し、お金を払って終了。その袋のまま家へ帰ります。

超合理的だと思いませんか?

①自分が必要な分だけ買える

②自分が選んで買える

果物の熟し具合や大きさは、人によって好みが違いますよね。

③過剰包装防止

日本のように、にんじん3本でわざわざ袋にいれて、さらに会計時も買い物袋にいれるなんて、プラスチックの無駄遣いです(怒) リサイクルもいいけど、プラスチックの利用も減らしたほうがいいと思います

ジャガイモ1個が包装されているのを見かけたこともあります。。。

④(大きさの選別の労働がないので)値段が下がる

ここブラジルでは果物や野菜が大きさごとにわかれていません。果物・野菜の大きさってそんなに重要ですか!?私、にんじんなんて丸々一本切らずに料理したことなんてないんですけど。。。切ってしまえば元の大きさなんて関係ないし、そもそも一定の大きさのものがほしかったら、自分で選べばいいんだと思います。  

2)どこでも優先ラインがある

ブラジルは弱者に優しい国です。お年よりはもちろん、子供づれや妊娠してる方、怪我をされていたり、体に何かしらの不自由がある方のために、優先ラインがどこでも設けられています。

電車の中の優先シートはもちろん、スーパーのレジや銀行でも優先されます。

意外なことに、席をお年寄りや必要とする人に譲らないといった問題は、こちらブラジルではありません。ルールがあるから席をゆずるのではなく、相手が必要だから席を譲るのが当たり前という意識が浸透しているので、よく日本で言われている「席を譲らない若者が云々。。。」といったことはこちらでは本当にありません。

ブラジルは民度が低いと、面と向かって言われたことがあります。教育レベルからくる品性と知性の無さは否定できません。

でも、ブラジル人の大半は(日本人と比べて)品もなければ学もないけど、人間性はすてていないんですよ。

3)学校のユニフォームが実用的かつ安価

日本の学校のユニフォーム、かわいいのが多いですよね。私はアメリカの高校に進学したので、残念ながら日本の制服を着る機会は、中学校しかなかったのですが、本当に素敵だと思います。

でも、日本の制服って実用的ですか?

私のいた中学校では、体育と掃除(あとは調理実習や理科の実験等)の時間にわざわざジャージに着替えていました。私の友人の学校では、登下校のみ制服で、あとはすべてジャージですごすことが決められていたそうです。私は、これってとっても無駄だとおもうんです。

それに、制服って結構高いですよね。

教育を受けることは権利です。中学校までは義務でもあります。その教育を受ける学校へ行くのに(教育と直接関係ないところで)お金がかかってしまうって馬鹿らしくないですか。

ブラジルは、制服がとてもシンプルです。

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(日本でいうところの)小学校も中学校も高校もこんな感じです。(私立も公立も)この格好で登下校し授業をうけます。

収入の少ない家庭には、制服の無料支給制度がある市も多いです。

ブラジルの公立の学校のレベルは本当にほめられたものではありませんが、少なくとも公立学校は(ほぼ)無料で教育を受けることができます。日本は、義務教育ですら、こういった制服等の無駄のため無料ではありません。

制服をもっとシンプルにするか、今までどおりの制服を使うのであれば価格を適正なものにすること。ブラジルはこの点はとってもいいですよ!

4)病院は無料

公立の病院は全て無料です。市によっては歯科も無料になります。(諸外国では、日本と違い歯科は保険外のことがほとんど)

旅行者であっても無料で治療をうけることができます。

薬も、収入等一定の条件をみたせば無料です。

質はどうとか、待ち時間がとにかく長い等もちろん問題はありますが、全ての人が無料で医療にアクセスすることができます。 

ブラジルでお金がある程度ある人は、私立の病院に行くのですが、お金がまったくなくても、基本的な医療は保障されています。

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5)労働環境が良い

 これは議論の余地があるところではありますが、日本のように残業をする、ましてサービス残業はこちらではありえません。

この点は、労働者保護がしっかりと機能しているので、もしもサービス残業なんてあったら、すぐに(日本でいうところの)労働基準局に訴えます。

パワハラ・セクハラも同様です。

もともと法定休日が多い上に、年間で1ヶ月の有給をとる・とらせることは義務なので、休日が日本よりも多いです。

また、12月には法律で給料1か月分を上乗せすることが義務付けられているので、(どんなに業績が悪くても)年間13か月分の給料をもらえます。

給料そのものが安い人がおおいので、労働条件が良いかといわれれば疑問の余地はありますが、休日等の労働環境で考えると、日本よりかなり恵まれているのではないかと思います。

6)子育てがしやすい(幼少期)

私は6歳(もうすぐ7歳!)の娘がいます。娘を連れて日本に帰るたびに思うことが、日本は子連れに厳しいということ。

ブラジルで娘と外出するとき、日本で娘と外出するとき、どちらが疲れるかというと、間違いなく日本です。理由は2つ。

①娘が泣いたとき「周りに迷惑をかけたくない」から泣き止ませようとしていたこと

子供が泣いたとき、子供のために泣き止ませようとするのと、周りの人間のために泣き止ませようとするのとでは、プレッシャーが全く違ってきます。

周りの人間のために泣き止ませようとするとき、とにかく「迷惑だから早く泣き止ませなくては!」というプレッシャーがかかります。

でも子供のために泣き止ませようとするとき、基本的には時間制限がありません。子供と向き合い、子供の必要にあわせることができます。

②娘が泣いた時やごねた時、周りの人で声をかけてくれる人がほぼ皆無だった

ブラジルで子供がごねたとき、泣いたとき「ねえBABY。何で泣いているの?かわいい顔が台無しよ。」と笑顔で声かけしてくれたり、「泣いている理由を教えて?あなたを助けたいのよ」といってくれる人がたくさんいます。

早く泣き止ませなきゃ!なんてプレッシャー、感じたことがありません。本当に本当にありがたいです(泣)

 

渋谷区で「泣いてもいいよ」カードの配布があったり、ベビーカーを畳まずに乗車することの是非が議論されたりという報道があるたび、ブラジルで子育てできるありがたみを感じます。 

7)食のレベルの高さ

日本の食レベルは高いです。でもブラジルも負けてません!むしろ、多民族国家だけに世界中の食に気軽にアクセスすることができるという点で、ブラジルの方が優れているかもしれません。

スーパーに行けば、本物のチーズや、本当に新鮮な野菜や果物を気軽に買うことができます。肉も野菜も種類が豊富で安価です。

※食品添加物も日本よりずっと使用量が少ないんですよ!

なにより、ブラジルの料理は日本人の口にあいます。

8)お手伝いさんが雇える

ブラジルではお手伝いさんを雇うことができます。

中流以上の家庭にはほぼお手伝いさんがいます。お手伝いさんは、掃除や洗濯のプロなので、常に家の中がピカピカです。子供が小さいときには、特に助かりますね。

日本も家事代行サービス等を利用して、家族との時間をとったり、空いた時間を使って収入を増やす等、ライフスタイルを考えてみればいいのにな~と常々思います。

9)自然災害が少ない

日本は治安がいいです。が、自然災害が多いですよね。

しょうがないこととはいえ、自然災害の被害を避けるのって予測ができないだけに、かなり難しいと思います。

こちらブラジル。治安が悪いです。ただ、治安の悪い所と良い所の差が激しく、治安の悪い所を避ければ、被害にあう確立はかなり下がります。また、被害にあわないための適切な行動をとれば、怖い思いをすることはそうそうないと思います。

被害を避ける行動がとれるブラジルは、ある意味「安全」かもしれません。 

10)友達の友達はみんな仲間

ブラジル人は「仲間」作りのハードルがとても低いです。学校の友達の集まりに、全然学校と関係ない人を連れてきても、なんの問題もありません。グループの中に新しい人を受け入れるのは、ブラジルでは自然なことです。

「Oi(やあ)」っていいながら、頬にキスなりハグなりすれば、もう仲間には入れます。

みんなオープンで歓迎的です。

私がブラジルで一番好きなところかもしれません。ありがとう!ブラジル。

 まとめ

ブラジルに住んでよかった10のことでした。

色々いわれるブラジルですが、良いところもちゃんとあるんです。私はブラジルが好きでここにいます。日本は愛すべき私の母国ですが、私にとって気楽で自分らしくいられるのは、ブラジルです。

いいところはお互いに見習いあいたいものですね。 

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