ブラジルに来て早7年。ブラジルにいる日本人からは、「ブラジルの物価は日本並に高い」とも「ブラジルは安くて生活しやすい」という両方の声が聞こえてきます。
では実際のところどうなんでしょうか。
この【ブラジルの生活費】シリーズでは、一ヶ月の生活費を衣食住他、日用雑貨・教育費等に細かく分けて、だいたいブラジルの生活費は実際にいくらぐらいかかるのかみていきたいと思います。
第四弾は衣類編(服飾関係全般)です。
衣類費
月にいくらくらい洋服や靴等、衣類に費やすのか。これは日本人でも、ファッションに興味がなく本当に最低限の出費になる人から、ハイブランド好きで月何十万とお金をかける人まで様々だと思います。ですので、一人ひとりの月平均がいくらか考えるのは、全く意味がないと思います。
今回は、日本と同じようなレベルのブランドや品質の衣類(服飾関係全般)を、ブラジルで購入した場合、どちらの方が高いかご説明します。
服飾費全般の費用
前回の水道光熱費や、教育費では細かく日本とブラジルを比較していましたが、今回はしません。なぜなら
日本とブラジルの服飾関係の値段は同じ
だからです。これが結論です。説明する必要すらありません(笑)
服飾関係に関しては本当に簡単な話で、日本で月3万円くらい衣類関係に費用がかかっていた人は、同じような質やブランドのものを買えば、ブラジルでも1000レアルくらい(だいたい30000円)かかってくるということです。
例えば、ユニクロでは、質の良いシンプルなTシャツが1枚1000円くらいで購入できますね。ユニクロは、もちろんステータスになるブランドではありませんが、品質を考えると手ごろな値段で利用している人も多いと思います。
ブラジルでも同じようなポジションのブランドがあります。Heringというブランドです。ブラジルオリジナルのブランドで、お手ごろな値段で品質の良いものを購入することができます。そこのTシャツもだいたい1枚30~40レアルくらい(1レアル30円計算で、大体900円~1200円くらい)です。
ファストファッションの、GAPやZARAといったブランドもブラジルにはありますが、日本とだいたい同じくらいの値段です。
スポーツブランドのNikeやaddidasも同じくらいの値段です。
ハイブランドのLouis Vuittonや Hermesも同じくらいです。※ただし最近は為替の影響(=ブラジルレアルが弱い)で、ブラジルで買ったほうが2割ほど高いです。
洋服を激安ストアで買ってた人、こちらにも10レアルショップ・20レアルショップがあり、10レアル・20レアル(300円~600円)でTシャツやパンツ(ずぼん)を買うことができます。
靴も50レアル(1500円くらい)で地元ブラジル産の安いスポーツシューズを買うことができます。
例外
唯一日本とブラジルで値段が違うもの、それがサーフ系のブランドです。
ブラジルの方が、日本の2倍します。
日本ってサーフブランド(Rip Curlや billabong等)があまり一般的ではないですよね。ブラジルは逆でサーフブランドは若者を中心に絶大な人気を誇ります。人気があれば値段を吊り上げても売れますし、当然ブラジルの方が高くなってきます。
総括
先ほども書きましたが、日本とブラジルの服飾関係の値段は同じくらいです。
ただし、ブラジルの方が収入が低いので、体感的なコストとしてはブラジルで買うほうがはるかに高く感じると思います。
ですから、日本ではステータスにすらならない、GAPといったファストファッションや、Hering(ブラジル版ユニクロ)でも、それなりにステータスになってきます。だから、ブラジル人はロゴがでかでかと入った、どこのブランドのものか分かりやすいものを好みます。結構成金趣味的なファッションの人も多いです(笑)
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