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【ブラジル移住・長期滞在の生活費5】住居費編①~ブラジルで家を買う【やっぱりブラジルの方が家が広い】

 ブラジルに来て早7年。ブラジルにいる日本人からは、「ブラジルの物価は日本並に高い」とも「ブラジルは安くて生活しやすい」という両方の声が聞こえてきます。

では実際のところどうなんでしょうか。

この【ブラジルの生活費】シリーズでは、一ヶ月の生活費を衣食住他、日用雑貨・教育費等に細かく分けて、だいたいブラジルの生活費は実際にいくらぐらいかかるのかみていきたいと思います。

第五弾は住居費①~家の購入編です。

ブラジルで家を購入する場合

新築

・材料費+人件費(大工/建築士)+手続きにかかる費用(役所への書類作成や税金)等土地代を除く全ての費用

  • サンパウロ州でR$1.673,72/㎡
  • リオデジャネイロ州でR$1.817,10/㎡
  • 一番安いのはペルナンブーコ州でR$1.335,82/㎡
  • 一番高いのはサンタカタリーナ州でR$1.988,09/㎡ 

この数字は、ブラジルの家として一般的な

部屋x2

トイレ/風呂x1

(トイレと風呂つきの)マスタールームx1

リビングルームx1

キッチンx1

サービスルーム(洗濯機や掃除関連の部屋)x1

ガレージx1(車2台分)

の家を建設する場合の平均費用です。

 家具や装飾品等は含まれていません。もちろん、ドア・窓・キッチン等を凝ったものにすれば、もっとお金はかかってきます。

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イメージとしては、上記のような家を建築するときの価格と想像してください。※ドアや窓等凝ったものではなく、全体的にシンプルな仕様です。 

・土地代

 日本でも東京23区の土地と、島根の山奥の土地の値段がまったく違うように、ブラジルでも、地域によって全く値段が違います。

参考までに、サンパウロ州のモロンビ地区と、北部アクリ州首都リオブランコの土地の値段をご紹介します。

モロンビ地区では

  • 320㎡=440,000レアル(約1320万円)
  • 440㎡=400,000レアル(約1200万円)

といった感じのところが多いです。

※モロンビ地区は、日本でたとえると、東京都の目黒区・世田谷区といったところでしょうか。エリア内におしゃれなレストランやショップがあり、高級住宅街的位置づけです。

一方アクリ州リオブランコでは

  • 260㎡=35,000レアル(約105万円)
  • 300㎡=20,000レアル(約60万円)

といった感じです。

※アクリ州は、ブラジルの州の中でもネタ的に扱われることが多く、アクリってブラジルだったけ?等々、アクリ出身者はからかわれることが多いです。要は田舎でマイナーな州というかんじです。

・新築の家の値段

 サンパウロ州モロンビ地区で、400㎡の土地を購入し、建物面積が320㎡の家を建設するとします。

土地が大体420,000レアル(約1260万円)

建物面積320㎡x1673.72レアル=535590.4レアル(約1600万円)

※1673.72レアル→上記でも記述しましたが、サンパウロ州の平方メートルあたりの平均の建築費用です。

合計約2860万円

 

アクリ州の首都リオブランコでは、400㎡の土地を購入し、建物面積が320㎡の家を建設するなら

土地が大体40,000レアル(約120万円)

建物面積320㎡x1482.19レアル=474300.8レアル(約1420万円)

※1482.19レアル→アクリ州の平方メートルあたりの平均の建築費用です。

合計約1540万円

 ・新築の家、日本とブラジルどちらが高いの?

サンパウロ州モロンビで土地1㎡が約31,500円/家の建築費用が1㎡約49,000円

似たような立地条件の日本の世田谷区で土地1㎡が約690,000円(!)/家の建築費用が1㎡約290,000円(!)

もう比べるまでもありませんね。

似たような条件(家の大きさ・立地)で家を建てようと思うと

新築の家は、ブラジルでは日本の家よりかなり安く建てることができる

ざっくり計算すると、日本はブラジルの10倍近く高い!

もちろん、日本の家の方がずっと小さいので、各国の標準的な家の値段を比べると10倍も差はないですが、もう居住環境に関しては、ブラジルの方がずっと優れていると言わざるをえません。

中古の家 

・ブラジルの住宅事情

まず、中古の家の値段の説明をする前に、ブラジルの住宅事情を説明します。

日本では、基本的に築年数がたつほど、家の価値はさがっていきます。つまり中古の家は、新築の家に比べて価値が下がることがほとんどです。

ブラジルではそうではありません。築年数はあまりマイナスにはならず、家の手入れの仕方によっては、新築時よりも価値があがっている場合もよくあります

※プールを設置した、窓やキッチンを質の良いものに変えた、庭を美しく整えた等、家の価値につながっていきます。

 ・ブラジルの中古の家の値段

先ほどから名前がでている、ブラジルの世田谷区・サンパウロ州モロンビ地区を見てみましょう。

日本と比較しやすいように、小さい家を参考に選びました

  • 土地面積120㎡建物面積117㎡で、720,000レアル(約2160万円)
  • 土地面積120㎡建物面積120㎡で、910,000レアル(約2730万円)

 ブラジルの中古住宅の価格は、先ほどももうしあげましたが、家を建ててからの手入れの度合いによってかなり価格が違います。上の中古住宅の価格は、私(日本人)の目から見て、日本の築浅の家と状態が近いものをピックアップしています。

・中古の家、日本とブラジルどちらが高いの?

 世田谷区で、上記と似たような条件の家を探すと、だいたい8000万円台になることが多いようです。

というわけで、

中古の家もブラジルの方がはるかに安い

 です。ただ、日本の家は築年数がたてばたつほど売値が下がるので、新築の家ほど日本とブラジルに差はないように感じます。

差はないといっても、同じような条件で探すと、日本のほうが4倍~5倍高いという印象です。

総括

家はブラジルの方がずっと安い。

そして、はるかに大きい。

ブラジルに住んで早7年。幼少期から海外におり人生の半分以上を海外ですごしています。

日本は本当に本当に大好きですが、自分が受け入れがたかったことの一つが、住環境の悪さ。日本は基本的に収入と生活費のバランスがとれているすばらしい国ですが、この住環境に関しては、あまり好きになれません。

大きい家で、のびのび広々過ごしたい人、ブラジルはいいですよ! 

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