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【ブラジルは治安が悪い】移住者・旅行者が気をつけるべき15のポイント

ブラジルは治安が悪い。

ブラジルを語るときに、絶対にでてくるであろう言葉ですね。

ブラジルは日本に比べてはるかに治安が悪いことは、紛れも無い事実です。

2017年のCitizens' Council for Public Securityが発表した世界で最も危険な50都市ランキングで、ブラジルから17都市がランクイン!

また、2017年のグローバルノートが発表した、人口10万人あたりの殺人件数は30.74件で世界12位です。日本の人口10万にあたりの殺人件数は0.24件ですから、約128倍にものぼります。

この数字を見ただけでも、どれだけブラジルが危ない所かお分かりいただけると思います。

「ブラジルの治安がよくない」ということは、数字から見てわかるとおり、全く否定できない事実です。 

では、在ブラジルの日本人たちは、犯罪におびえてビクビクくらしているかといえば、そうではありません。

日本より気をつけないといけないことは多いですが、賢く犯罪に合わないように暮らしている人がほとんどです。 

今回は、ブラジルを旅したい・ブラジルで暮らしたい人にむけて、ブラジルの治安・安全に暮らすべきポイントをご説明します。

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はじめに

「気をつける事」の前に、ブラジルについて理解しておくべきことがあります。

1)ブラジルの治安は地方(都市・町)によって全然違う

ブラジルは日本の約23倍の国土をもつ、大きな国です。地方によって、全然治安も違ってきます。

基本的には北ほど治安が悪く南にいくほど治安は良好・都市部ほど治安が悪く田舎にいくほど治安は良好です。

2)地方内でも、治安にはかなりの格差がある

ブラジルは超格差社会です。日本も格差が広がってる~なんてニュースがありますが、ブラジルとは比べようがありません。

同じ地域でも、貧困層が住むエリアと富裕層が住むエリアでは全く治安が違ってきます

当たり前ですが、貧困層が住むエリアの方が治安が悪いです。

3)日本より安全な場所はない

ブラジルの超田舎では、おそらく日本より治安のいいところもあるでしょう。ただ、日本人がそこへ移住する、旅行するのはちょっと考えづらいです。日本より安全な場所はないと考えておいてください。

ブラジルで犯罪に巻き込まれないために注意すること

1)安全な住居を選ぶ

まずは移住者・長期滞在者むけに、どんな住居を選べばよいか考えていきます。

治安を考えるなら、家よりアパート(マンション)

ブラジルのアパート(マンション)は、共同出入り口にセキュリティがいます。当然、家より断然アパートの方が治安面ではいいです。

家を選ぶならコンドミニアム内のものを

どうしても家を選びたいのであれば、コンドミニアム(=外壁に囲まれた、居住区画。数十件の家からなりたつことが多い)に立つセキュリティのしっかりしているものを選びましょう。※コンドミニアム外壁に鉄線や感電ケーブルが設置されている等

アパートでも、コンドミニアム内の家でも、門番(ポルトローナ)とは良好な関係を築くことが大切です。

独立家屋を選ぶなら、万全のセキュリティを

コンドミニアムでもなく、完全な一軒家がいいのであれば、セキュリティを万全にしましょう。外壁が高く、また外壁には外からの侵入を防ぐための感電ケーブルや電線がついている、できればセキュリティカメラがついているものを選びましょう。

2)ホテル(ホステル)は予約してから行く

旅行者もしくは移住者が旅行にいく際、気をつけるべきことです。

大事なことは、どんなホテルを選ぶかというより、基本的には「予約してから行く」ことの方が重要です。大荷物をもって移動する距離を、できるだけ少なくすることが肝心です。

一昔前まで、いいホテル・ホステルは現地について歩いて探せなんていわれていましたが、時代は変わりました。かなり小さい安いホテルでも予約できるようになってきていますし、評判もわかります。

次の都市に移動する前でもいいです。移動前日までに、できれば予約、少なくともホテル・ホステルのあたりをつけてから他都市に行きましょう。

3)お金(現金)はできるだけ小額に

ブラジルはカード社会です。割と小さな店でもクレジットカードやデビットカードが使えます。現金の持ち歩きは出来るだけ小額にとどめましょう。

分散して持ち歩くのも効果的です。脅し取られた時、全て失うことを防げます。

また、絶対に不必要に財布をかばんの外にだすような事はしないでください。

4)移動手段の確保を

自動車

市内の移動であれば、Uberでも十分事たります。ですが、移住者・長期滞在者であれば、家族の誰か一人は車が運転できると便利ですし安全です。中・長距離であれば、長距離バスという選択肢もありますが、安全面では自動車の方が良いです。

日本の運転免許があれば、筆記試験が免除されますので、初級レベルのポルトガル語がわかればブラジルの運転免許も取得可能だと思います。

↓免許の取得方法はこちらから 

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 (中)長距離バス

旅行者にとって、都市間の移動で強い味方となるのが長距離バスです。

これもできればネットで予約をしてから、長距離バスターミナルへ向かいましょう。(不必要にバスターミナル周辺で過ごす時間をなくすためです。)ブラジルの長距離バスは、防犯のために2重扉になっていますし、窓もひらかないようになっていますので、かなり安全に旅をすることができます。

ちなみに移動が700キロを超えるようでしたら、飛行機の方が結果として安くつくことが多いです。

↓長距離バス予約方法 

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Uber

市内の移動であれば、特に旅行者にとってはUberはかかせない存在になるでしょう。言葉がわからなくても、土地勘がなくても、全てアプリ任せでOKなのでボッタくられる心配はありません。タクシーよりも、むしろ安全で楽に移動できると思います。

↓Uber利用方法はこちら 

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 5)使用人は身元のはっきりしている人を雇うこと

ブラジルでは、お手伝いさん(使用人)を雇うことが一般的です。使用人は、絶対に身元のはっきりしている、信頼できる人を雇いましょう。

どうやって信頼できる人を雇うのか。それは紹介です。会社命令でブラジルに長期滞在しているのであれば、同じ会社内の人に尋ねるのも手です。隣近所の比較的近い人からの紹介でもいいでしょう。

使用人が、泥棒を働く、もしくは泥棒を招きいれる手助けをするという事件は、頻繁に発生しています。

6)電話で自分の名前を名乗らない

電話がかかってきたとき、相手が名乗ってから、必要に応じて自分の名前を言いましょう。

また固定電話は、家に不在かどうかがわかる手段にも使われるので、必要がなければ携帯のみで十分だと思います。

7)SNSに現在地を投稿しない

SNS自体は賢く使えば楽しいものです。ですが、自分の居場所が相手に特定されやすいのもSNSの特徴です。上記6)の電話にもあるように、SNSで家にいないことを確認して空き巣に入るという事件は、たびたび起こっています。

8)外で携帯を使わない

外で携帯を全く使わないというのは無理な話ですよね。使うときは、必ずどこかのスーパーやデパートやレストラン等屋内にいるときに使うようにしましょう。

私がいる南部の田舎町は、使っても全く問題なくすごせますが、サンパウロの都市部では盗難が頻発しています。

日本のようにボケーっと街中で携帯を使っててはいけません。歩きスマホなんてもっての他です。

9)夜の外出はできる限りさける

夜の外出は避けたほうが無難です。ですが、ブラジルにきたからには、本場ブラジル音楽が楽しめるレストランや、ナイトクラブにも出かけたりしたいですよね。その場合は、必ず移動手段を確保してから出かけましょう。迎えに来てもらうでもいいですし、Uberを使うでもいいです。

10)見知らぬ相手から話かけられたら警戒する

ブラジルでは、レジの待ち時間等ですら、みんなしゃべりかけてきます。そういった会話は全く問題ありません。

問題は、出会ったばかりなのに「○○へ一緒に行こう」「××っていう場所がお勧めだよ」等、いきなり一緒にでかけようとする人たちです。

ブラジル人は超フレンドリーですが、こんな事はめったに起こることではありません。何かしら裏があると思って置いてください。

11)見知らぬ人からの食べ物・飲み物は口にしない

バスで隣に座った人から、スナック菓子をもらう等はよくあります。昼間で周りに人がいれば特に問題はないと思います。

ナイトクラブ等夜間外出のときは、気をつけましょう。睡眠強盗はちょくちょく発生しています。

12)危険地帯をさける

ブラジルの危険地帯は、間違いなくファベラ(=スラム街)とその周辺です。リオデジャネイロやサンパウロといった大都市だけでなく、どこの都市にも規模の差はあれ、ファベラは存在します。

ファベラは、基本的にレンガ造りの建物になっていて、電線がぐちゃぐちゃにひかれている(盗電しているので)ので、旅行者でもすぐに気付くことができます。

ファベラ見学をしたければ、リオデジャネイロ等の都市部ではファベラツアーもありますので、必ずツアーを利用しましょう

13)スリに気をつける

サンパウロの中心部のパウリスタ大通り等、スリが頻発しています。かばんは前にかけ、周囲への警戒をおこたらないようにしましょう。高価な物を持ち歩かないのはあたりまえです。

14)ドラッグに手を出さない

大麻・マリファナは、ブラジルではとても一般的な存在ですが、2019年現在違法です。当たり前ですが、手をだしてはいけません。

15)緊急の連絡先を把握しておく

気をつけていても、犯罪に巻き込まれてしまうことはあります。

被害を小さくするためにも、緊急の連絡先は把握しておきましょう。クレジットカード会社の電話番号、管轄する日本領事館の電話番号、ブラジルの警察の緊急用電話番号(197)等、すぐにアクセスできるようにしておきましょう。 

まとめ

日本と違って、気をつける事がたくさんありますね。

でも、海外旅行や海外に居住した人ならわかると思いますが、ブラジルで気をつける事は、一般的に日本を出たときに気をつける事と同じだと気付くと思います。

要するに、日本を出たときに気をつける事をちゃんとしていれば、ブラジルでもそうそう犯罪に巻き込まれるものではないという事です。

たくさんの注意点をあげましたが、正直言って、私が今住んでいるブラジル南部の田舎町では、上記の半分も実践せずにのんびり平和に暮らしていけています。暮らしていく中で、注意すべきポイントというのは分かってくると思いますが、移住したばかりの人や旅行者は、上記ポイントをちゃんと抑えておくべきかと思います。

 

ブラジルは確かに治安が悪いですが、豊かな文化と自然を持つ、多様性に富んだ美しい国です。食事も本当に美味しいです。

ぜひぜひ、「ブラジルって怖い」なんて決めつけずに、ブラジルに興味を持っていただけたらなと思います。 

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